彼を諦めれない（例えばもし彼を忘れることができたなら、私はどんな恋がしたいだろう）

彼を諦めれない（例えばもし彼を忘れることができたなら、私はどんな恋がしたいだろう）

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アラサーからの結婚に向けた恋愛、再婚向けの恋愛を研究している心理カウンセラーのすずきゆうこです。

私も諦められない相手がいたというか、諦めが悪いタイプといいますか…、すごく共感したココロノマルシェのご相談がありましたので、回答したいと思います。

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ｐさん

はじめまして。

ｐさんが書いてらっしゃったこちらの文章を読んで、昨年フラれた元彼と付き合っていた時に、全く同じことを思っていたことを思い出しました(笑)

簡単に言うとクズなんだろうなぁって、そんな人に捕まって恋したのも私ですけれど（笑）

元彼も一人の人間であり、色々彼の事情も知っているので悪く言うのはなんとも気が引けますが、

とんでもねぇ男だなぁ

そんな人が好きだったのも私だったんだなぁ

と(笑)

フラれた時は、

なんで私じゃダメなん？（怒）

と思いましたねー。はぁ…。

「29歳までには結婚したいかな。年上の生き急いでる人でも捕まえてスピード婚かな。妥協婚的なさ。」

「心からこの人だって人に出会えてない。」とも言ってましたね。

ということは、彼は、今ちゃんと向き合ってくれる人と出会ってしまったら都合が悪いんでしょうかね？（睨）

会うことも連絡も滅多に出来ない状況下の中で彼は落とせると思いますか？
次に向けて自分磨き始めるべきですか？

そのような状況だからこそ自分にたくさん時間を使えるとか、関係を寝かせることができるという超素晴らしいメリットがあると思いますので、次を考えるための下準備からさせてくださいませ！

もし個人カウンセリングでこのようなお話が出たら、まず最初にこんな感じの質問からお話を始めると思います。

■彼のどんなところが好きか、具体的に教えてください。

なぜこの話題から入るかというと、ｐさんの恋愛感情に、具体的にどんな感情がくっついているのか？というのを探りたいからです。

どうも、諦めれないという気持ちが大きくて、でも私に出来ることはこれ以上ないので足踏みしています。

この「諦められない」という現象を、「彼との関係の中でやり残したことがある」、と考えるのですが、

その「やり残したこと」というのは、「恋人同士になる」、「好きになってもらう」など、分かりやすい事実ではなく、

彼と分かち合いたかった気持ち

ｐさんが分かってあげたかったこと

ｐさんが力になりたかったこと

ｐさんが支えてあげたかったこと

など、

ｐさんが彼にしてあげたかったけど出来なかったことは何か、

そして、ちょっと勇気を出して、自分自身が小出しに感じていた感情（本当は寂しかった、つらかった、悲しかった…など）にもっと踏み込んで、

出来なかったことで感じている気持ちを、対話やイメージを使ってたくさん吐き出してみる、ということをするといいと思いました。

そうすることで、次の手を考えるためのお話もしやすくなりますし、それだけで結構スッキリしちゃうこともあるかもしれません。

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ふと思うのですよね、

あんたが逃した魚はデカかったんやで！っていつか会うときがあればそう思わせてる！って強気の私もいれば、

実際、逃した魚はデカかっただろうなぁ、彼ドンマイとしか思えない私(笑)ですが、

そのノリでついでに、ｐさん自身の価値や魅力も見える化したいところですね…！

もしやったことがなければ、こんな感じのひたすら書き出すワークがいいかと思います。

■自分の価値や魅力100

■女性としての価値や魅力50

■私が選ばれる理由50

本当のところ終わりだって自分に言い聞かせてるだけで彼のことが好きな私もいるんだろうなと。どっちも本当の私なんだろうなと。

忘れられないということは、その分彼にしてあげたかったけどできなかったことが多かった、ということが分かります。

それだけ、ｐさんが優しくて愛情深い女性ということなんだろうなと思いました。

頭で考えていることと気持ちが喧嘩をしている時は、無理にどちらかに決めずに、

終わらせてもいいし終わらせなくてもいい

くらいにとどめておくと、少し楽になると思います。

そしてここからは、

彼との関係を終わらせてもいいし終わらせなくてもいい

という風に私も思っている、という前提で読み進めてもらえたらと思います。

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元彼と付き合う前の私、離婚するかしないかで迷いに迷ってとても苦しくてご飯が食べれなかった時があって、

LUMINEの広告のキャッチコピーをまとめたサイトをたまたま見つけて、それで目にしたのがこちらのコピーでした。

運命を狂わすほどの恋を、女は忘れられる。

「運命を狂わすほどの恋を、女は忘れられる。」いつも心に響くLUMINE広告コピーを一挙ご紹介

もし忘れられたら、私はどんな人と次の恋をするのだろう、

そして私は、次の人とどんな関係を築くことができるのだろう、

私は次の人に何をしてあげられるのだろう、

私は何に幸せを感じるのだろう、

そんなことをぼーっと考えながら、自分が理想としている生活と、険悪になる前の結婚生活や仕事が自分の理想にはマッチしていないことを強く意識し始めました。

だからといって、すぐに気持ちが割り切れるものでもないのがまた難儀なんですが(汗)、私の場合はその後、戻りたくないあまりに

こんなんやってられっか！

と爆発しました(笑)

ｐさんはどうでしょう。

諦められない彼は関係なしに、理想的なパートナーや理想の関係、やりたい事や過ごし方などは、どういうイメージや空気感でしょうか？

例えば彼と付き合えたとして、ｐさんが理想とする関係は彼と築けそうでしょうか？

もし、「彼とでもいけるやろ」とピンとくるか、とか「そんな彼を振り向かせて手懐けるのが乙なんだよね～」などであれば彼を落とす作戦を具体的に考えるがいいと思いますし、

「いやー…なんかしっくりこないんだなぁ」とか、「もうこんな思いしたくねーぞコラ！」などと感じるのであれば、「自分が幸せを感じるもの」と「ついつい求めてしまうもの」の違いがどこから来るのかを、歴代彼との関係やご家族との関係をみつつ、ルーツを掘り下げて癒すのもアリかと思いました。

（なお、元彼とは理想の関係を築けそうだと思って付き合ったのに、離婚の気持ちの清算をすっ飛ばしていたからか、「また同じパターンを招いてしまった！！！」と自分の嗅覚に戦慄し、「でも、本当はいい奴だしな～…」という感じで四苦八苦していたらフラれました。ほんとこのヤロウですわ(ただの愚痴)）

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どちらにしても、彼を落とすということを飛び越して、理想の関係、理想の人、理想の生活など、理想を描いていれば、

彼とでも彼とでなくても、ｐさんなら何かを決断して切り拓いていかれるような要素をお持ちな気がしました。

こいつクズだなぁという男に恋をする女は、もれなく愛情深い素敵な女性なのです。

直感が赴くままに、自由に生きて欲しいなと思います。

どうか幸せになってください。

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