自分のことを「汚くてずるい性格だ」って思っている人は、モテる資質があると思う
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皆様こんにちはー!
アラサーからの結婚に向けた恋愛、再婚向けの恋愛を研究している心理カウンセラーのすずきゆうこです。
この間、マリッジブルー的な話を伺った。
「実はその問題、結構しんどいよなー」と私は思う。
ライフイベント的な変化があると、今まで大丈夫だったものがダメになったり、気持ちも環境も色々不安定になりますよねー…。
結婚前に限らず、お付き合いが始まったタイミングとか、同棲をするタイミングとか、新婚時代とかも、そういうことあるんじゃないかなぁ。
私の場合、学校の先生には「いい子」とか「手がかからない子」とか言われて育ってきて、
なんとなく「出来て当たり前」みたいな感覚があったり、「こうしなきゃ」という自分ルールもたくさんあって、人に弱さを見せるのがすこぶる苦手だった私は、
「喜ばしいイベント」で幸せじゃない状況でいる自分が恥ずかしいと感じていたことがありました。
新婚当初、なんとなく関係がうまくいかないと感じ始めた時期も、周りからは「幸せいっぱい」を前提とした声掛けをされ、勿論それも嘘ではないけど全部そういれる訳じゃない。
だから、余計に「本当はつらいです」って言えなかった記憶。
「そんなに残業してたら浮気されちゃうよ~」っていう軽いからかいにも、ニコニコ返答をしてはいたけど、実際はめちゃくちゃ怒ってたな。
うぜぇ
いや、「つらい!」って言ったら良かったんだけど(笑)
なかなかうまくいかないよね~(笑)
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何事も良き状態、いい人でいる、それが私。
そんな、どこかストイックな感覚を持っている人は、どのくらいおるのだろうか。
きっと、友達や周りの大人から、いつも「あなたなら大丈夫だよね」って言われてきただろうし、自分でも「それが私だよね」って疑うことなく思っていたことだろう。(※私の話)
そうじゃない自分は、失望されるとか、恥ずかしいとか、見捨てられるとか、誰も助けてくれない、みたいな感覚があって、
辛い時ほどこれじゃダメだって思うし、出来ない時はマイナス、出来てようやくゼロという辛口自己評価が当たり前。
自分には何もないって思っちゃうんですよね。
周りの個性が羨ましい。でも、自分には何もない。だから、せめて「いい人でいよう」って。
そんな型を崩しても本当は大丈夫なんですけどね、
ずーっとそうやって知らないうちに自分を殺してやってきたから、自分の本当のキャラも本音も分からなくなっちゃうんですよね。
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何事も良き状態、いい人でいるには、隠さなきゃいけないことが出てくる。
そんな、人に言えないこと、見せることのできない自分、汚い部分やずるい部分、そこに対して抱く罪悪感や嫌悪感や葛藤、
それがあるなら、もう今の型はとてもとても窮屈なんです。きれいにハマれないだけの要素があるはず。
だから、もう一歩先にいきたいんですよね。
もうその荷物は降ろしても大丈夫だよ、なたはあなたの人生を自由に生きていいから、必死で虐げてきた自分自身にも、もう日の目を見せてあげていいんだよ、って思う。
その要素が本当の自分のキャラだったり、それがゆくゆくは、人に好かれる要素、人を助けられる要素、人から愛される要素に花開いていくから。
もちろん、キャラが立ってくれば嫌ってくる人も出てくるかもしれないですが、アンチがいるってことは超好きと言ってくれる人もいるからそれはそれで朗報。
バラバラになっちゃった自分を一つ一つ集めてあげましょう。どの自分も、何も悪くないし、何も間違っていないんです。
本当は何もかも大嫌いとか、あんなやつ死ね!とか、ひいきとか意地悪しちゃったりとか、呪っちゃったり嘘ついちゃったりとか、その他書けないことも、全部OKだしそれも自分。
めちゃくちゃ嫌いな人がいたら、その人は、自分が虐げてきた自分自身を教えてくれる。
すごく嫌な感じはするかもしれないけど、そうやって型を外していくとすごく楽になっていくし、周りの反応も変わっていくから。
自分に黒い部分があることを知って受け入れているからこそ、パートナーを許したり受け入れたり、支えたり優しさを与えられたりして、笑顔にしてあげられるから。
これは完全に私の個人的なフェチですけどね、きれいなキャラでやってきた人が吐く暴言とか、大好きですよ(笑)
本当の自分ってどんな姿なんだろう、って探してみると楽しくなってくると思う。
こういうテーマのカウンセリングは、私もとてもワクワクします。その人が心から活き活きした笑顔でいる姿、やっぱり見たいんですよね。
そんな風になったら、否応なく人も惹きつけてしまいますもんね。
汚くてずるくて上等だ~!
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