うまくいかないと感じる時こそ、「私は何がしたいか」に立ち返る

その他、使える心理学

こんにちは。すずきゆうこです。

今日は、いただいたご質問について回答していきたいと思いますー!

(オンラインでのご相談はこちらより)

******

繊細だったり優しすぎる人ほど自分を責めてしまうもの。

本来は人の役に立ったり与え上手な部分があるはずなのですが、その良い部分が出せずに他人軸になってしまうと、自分が考えているネガティブな想像が全て事実のように感じてしまい、色々なことに振り回されてしまいます。

仕事でも恋愛でもハマりやすい罠だなあと思っています。

コンディションによってはしんどいと感じるかもしれないのですが、そういう時こそ基本に立ち返って、「私は何がしたいのか」を見つめることが必要だと思うのです。

仕事でのぎくしゃくや空回りについて

お世話になっております。

新しい会社に入ったら、スパルタな会社だった為、なかなか仕事を覚えられずミスする自分に自己嫌悪になってました。もともと上も忙しすぎて教えられる状況が整っていなくて、タスク確認もお願いしたりはしてたのですが、当日中にやらねばなかった業務ができてなかったことが発覚して、しにたくなったりしてました。

ものすごく同期の派遣さんや周りに疲れのピークでわめいてしまったのですが、怪我の功名で上のフォローがましになりました。

ただ、人間関係が下手くそなのか、若い同期の派遣さんと関係がぎくしゃくしてしまい、距離をこちらもとろうとしたところ、同じ仕事のアシスタントにされてしまいました。

お昼を一緒に食べてたりしていたので、好きな席で彼女が仕事がしたそうだった時にこちらから「好きな席で仕事していいよ」「お昼も別行動でもいいかな?毎回バタバタしてるから」と、連絡いれてたりはしてたのですが、私の行動が空回ってたのかなと。。

上司に呼ばれて今後の業務について話があったときに、頭痛がひどくて彼女が引っ越しするタイミングでテレワークしたいと言っていて、知ってたのに「いつ引っ越すんだっけ?」と間が悪い質問をして、ものすごい顔でこちらを見られたりしました。

翌日の打ち合わせで、その日から彼女がテレワークになったことを知ったのですが、彼女と仲良しな同期の派遣さん(すでにテレワーク)はそれを知ってたりして、ショックを受けたりしてました。

毎朝、若い派遣さんとズームで打ち合わせするのも、業務がわかってなくて、ミスが多い上にストレスも強くて仕事を変えようか悩んでます。

とりあえず通勤のストレスを和らげるために、テレワークにしたい相談を上にしようかと思いますが、落ち込みがひどいので何かアドバイスもらえたら幸いです。

ストレスが多いと、すごく寝る、頭痛も出やすくなってて、もともとある自分がよくないもの意識も出ていて。

気が向いたらアドバイスもらえると幸いです。

(Hさん)

お仕事を変わられたばかりの中で、いったん周りに「自分しんどいです!」という発信ができたこと、良かったと感じました。

また、環境もかなり厳しいとのこと、よく粘られていると思います。ご自分にも、「良くやってるよ」とぜひ言ってあげてください。

体がしんどいというのはかなり心配な状況と見て取れるのですが、週末は少しでも休めたり気分転換はできておられるでしょうか。

まあ、うまくいかないと自己嫌悪もしたくなりますよね。そんな時もある。

自分を責める感情が多いということは、それだけ責任感を持って懸命に仕事に取り組まれている証拠ですし、誰かの役に立ちたいとか喜ばせたいなど、本来は与え上手だったりする人によくあるやつだと感じました。

Hさん、さすがだと思います。

******

結構私もやりがちですし、Hさんの以外の方でも結構あるあるなのかなぁと思うのが、相手のことを考え過ぎたり気を使い過ぎたり自分のせいにして結果疲れるということなのですが、いかがでしょう。

自分が背負わなくていい部分ややらなくていい部分まで背負ってしまう的な。

つまり他人軸になっている状態です。

だから、どこからどこまでが自分の領域か、という線が見えていないと、いい意味でも悪い意味でも、相手が本当に求めているもについて憶測の域を出ることができないんだよなぁと感じています。

この憶測自体が悪いわけではなく、自分の考えたことがまるで事実のように感じて何等かの支障が出てしまうことが問題で、その境目が曖昧になると、

相手の気持ちを読みすぎたり、ネガティブに思われていないか不安が出てきたりなど、振り回されて疲れが出てきます。

顔が書いてある同じ絵を見ていても、見る人によってその人物が何を考えているか、どんな気持ちか、というのが異なるということがあると思いますが、

それと同じ現象がリアル人間関係の至る所で起きていて、これが、自分の考えていることや感情を相手にうつすこと=投影になります。

だから、深読みしている時は、「あ、これって相手じゃなくて自分の考えとか気持ちかも…?」と気付くことで、空回りや考えすぎを回避できます。

******

で、仕事を変えようか悩んでいらっしゃるとのことなのでちょっと痛い話になるかもしれないんですが、Hさんの人生の中で仕事ってどういうポジションにあるものか、ということが気になりました。

生活や趣味を充実させるためのお金を得るものなのか、生きがいだったりやりがいだったり、ライフワーク的なものなのかなどなど、

このスタンスが定まっていると、仕事に振り回されにくくなりますし、仕事や仕事で関わる人と自分の間のどこに線を引いたらいいかを知るヒントになると思います。

もし、仕事はあくまで生活のためのものだったり趣味や好きなことをやるための資金稼ぎであれば、やるべきことや自分の責任を持つべき所とそうでない部分を明確に分けて、もっと仕事とも同僚とも距離を置いてドライにやっていい気がするんですよね。

会社での仕事って、環境が固定されている場合はどうしても付き合う相手を選ないことが多いと思います。

が、正直、相手と仲がいいか悪いかってあんまり関係ないじゃないですか。プライベートや私情を持ち込むとかえって面倒だったりしますし…。

一方で、仕事自体にやりがいや喜びを求めるのであれば、仕事を中心に考えて環境に適応するための工夫や相談をしたり、自分が犠牲にならないやり方で会社に貢献できるよう前向きな方法を考えたり、

相手と円滑な関係を作る部分にエネルギーを使ったり、目標設定や行動計画を立てたり、

判断のタイミングは難しいですが、環境や適性や仕事内容の見直しをするのもありですよね。

この辺りの考え方は恋愛に似ていますね。

******

そんなわけで、「自分がしたいことは何か」、「何のために自分の大事なエネルギーを費やすか」、ということを検討してみて欲しいと思ました。

もし自分を責める癖の部分が引っかかるのであれば、その辺りを解消するために、自分に優しい言葉のリストを作ったり、罪悪感本のワークにトライしたりとか…難しければ勿論サポートもできます。

自分を責める感情のエネルギーってすごく大きいものなのですが、個人セッションなら、何をそんなに責めて抑えなければならないのか、という話を詳しくお伺いしていきたいなと思う部分かなぁと。

抑えているということは、きっとその辺にHさんらしさや才能がある気がするんですよねー…。もしよかったら、「何を出したら困るんだろう」という感じでご自分でも考えてみてください。

あとは最後に、それだけ一生懸命やってきて頑張られているHさんを必要としている人が必ずいるということを覚えておいて欲しいなぁと思ました。

応援しております!

以上です。ありがとうございました!

******

12月か1月頃、ケイティこと、桐山慶子カウンセラーとコミュニケーションとかに特化したパートナーシップの秘密会合(仮)を計画中。

■お弟子セッション・セミナー情報:https://cocoro-marche.com/events

■ココロノマルシェ(無料オンライン相談):https://cocoro-marche.com/

コメント

タイトルとURLをコピーしました