「人の愛情が信じられず受け取れない」爆発する恋愛を終わらせるには、感情と友達になることがカギ

お相手との関係

頭では少しずつ愛を理解できるようになったのに、心から人の愛情を信じられないし不安になってしまう、ということがある場合、信じたい思考と受け入れたくない感情が戦っていると解釈できます。

愛されていた事実を受け取りたくない「拗ねモード」を攻略しつつ、愛情を受け取れるよう心を整えていきやしょう。

そして、その中で自分の新たな魅力と出会っていくと、不安も爆発もしなくてよくなるだけの自信にも繋がっていくと思うんです。


人の愛情が信じられず受け取れない
ゆあさん(ココロノマルシェより

無視=嫌われた、ブロック=嫌われた、ひどいことを言われる=嫌われた、と言うような感じで、無視されたら嫌われたという図式が完成してしまって恋愛が上手く行きません。

今もブロックされて1年以上も経つのに引きずってる好きな人がいて、ブロックされたから私のことが嫌いなんだ!でもじゃあなんで好意があるような発言したんだろう?となり混乱してしまいます。

嫌われてなかった。という判断がブロックされているとブレてしまい、やっぱり嫌いなのでは?!となり中々前に進めません。

心当たりがあるのは、母親が結構ズケズケハッキリ言うタイプで、『もっとちゃんとしなさい!』など私のだらけた部分や甘えや弱い部分をいつも叱られてたような感じがします。(大人になった今もです)

こういうことを言いつつ私のことを大事にしてくれたり守ってくれるので大人の今では口は悪いけど、私のこと大事に思ってくれてるのかな?と理解しているつもりでしたが、

恋愛になると全然愛情を信じることが出来なくて相手がちょっとでも冷たい態度↑最初に書いたようなことをすると、やっぱり私のこと好きじゃないんだ!って発想になりやすいです。メンヘラになり、自爆もよくしてしまいます。

やはり母親の愛を今でも疑っているから、恋愛が上手く行かないんでしょうか?頭で理解してても心でちゃんと母親に愛されてた、というのが足りないから人の愛を受け取るのが怖いんでしょうか?

なんかもう、色々と分かるなぁ~の嵐でした(経験者)

こんにちは、すずきゆうこです。

ここに辿り着いた同志の方々も、ゆあさんと同じように自爆をしたり、あとは、こちらの気も知らずにいる彼を心の中で叩きのめしたり、せっせと呪いをかけたりするなどのご経験があるのではなかろうかと存じますが、いかがでしょう。

(あれ…?そこまでではない…?)


やはり母親の愛を今でも疑っているから、恋愛が上手く行かないんでしょうか?

具体的にお話を伺ってみないと分からないのですが、そういう部分もあるかもしれませんね。

そして、

頭で理解してても心でちゃんと母親に愛されてた、というのが足りないから人の愛を受け取るのが怖いんでしょうか?

についても、その可能性もあるっちゃあると思います。

そう。

我々は、おかんを通してこの世に生まれてきた訳ですが、その時点で、親密感(繋がる安心感、喜び、幸せ等)も、分離する怖れも知ると言われているし、

そんな、物理的にも心理的にも超絶近い距離にいたおかんとの関係が恋愛にも影響する、ということをご存知の方も多いですよね。

自分の世界の前提が、「私は愛されなかった」から「愛されていた」に変わると、感覚的にも「きっと誰からも愛されない」から「きっと愛してくれる人がいる」に変わるので、爆発から卒業する未来も見えそうです。

ただ、理屈を知っていても、実際におかん問題をどう扱ったらいいかが分からなくなったり、面倒だから後回しにしちゃう!となってしまうことも、あるあるではないかなぁと思います。

(私もそうでした)

そんなわけで今回は、どういう風にノンデリカシーおかん(コラ!)との関係を見ていったら恋愛が良い方向に変わるか?について語っていきたいと思いまっす。






必要なのは、まず、すでにゆあさんが書いてくださっている「大人の視点」です。

こういうことを言いつつ私のことを大事にしてくれたり守ってくれるので大人の今では口は悪いけど、私のこと大事に思ってくれてるのかな?と理解しているつもり

こちらですね。これってとっても大事ですし、頭で理解しようとすることだけでもすごいことです。

ただ、感情はそう簡単には納得してくれないから、不安にもなるし爆発もしてしまいます。なぜなら、頭では事情を理解できていても、「子供時代の未消化の感情」が暴れるからですね。

つまり、愛情を信じられない時に何が起きているかというと、思考(大人の私)が、「まあまあ、なんやかんや私のことを大事にしてくれたり守ってくれてたじゃない」といった具合で感情(子供時代の私)を一生懸命説得しているんだけど、子供の私は、「うるせーばーか!理屈じゃねーんだよ!」で一蹴してきている状態、というイメージ。

だから、人の愛情を信じて受け取れるようになるためには、大人の視点で理解したことを踏まえて、「感情(子供の私)」と仲良くなる必要があるんです。

ゆあさんに限らずこちらを見てくれている皆さんも、おかんとの戦歴を振り返れば、そう簡単に素直になれない自分(子供の私)がいるのもなんとなく想像つきますよね…?

ゆあさんは「母親の愛を今でも疑っているから、恋愛が上手く行かないんでしょうか?」と記載してくれていますが、そこでいくと、「疑い」もきっとあるし、愛されていた事実を認めたくないし受け取りたくもないという「拗ねモード」もあるかもしれません。

なので、カウンセリングであれば、こんなことをお聞きすると思います。

  • お母さんに甘えたかったことってどんなこと?
  • お母さんに言われて嫌だったこと、悲しかったこと、ムカついたことは何ですか?
  • お母さんへ本当に言いたかったことは何ですか?
  • 愛を信じられなくなった子供時代の私に声をかけるとしたら、どんな風に声をかけてあげますか?実際にイメージの中で伝えた時に、どんな反応が返ってきますか?
  • 一番しんどかった時代の自分に声をかけるとしたら、どんな風に何を伝えてあげますか?
  • お母さんにダメ出しされたり叱られたのは、どんな所ですか?
  • 大人の自分から見て、それは本当にダメな所ですか?
  • お母さんは、なぜそんなに厳しくせざるを得なかったのだと思いますか?
  • お母さん自身はどういう環境で育ってきたのでしょうか?
  • そんなお母さんに、自分自身が与えたかったものって何だと思いますか?

あとは、イメージワークなんかで、より自分の感情に寄り添っていくことも有効かもしれません。


そうやって子供時代の感情と仲良くできるようになっていくと、愛情を受け取ることに抵抗がなくなっていくし、自分自身の魅力も開花していくんですよね。

ここで扱う子供時代の感情っていうのは「己の生命力(セクシャリティ)」に繋がる部分でもあり、そこに今の自分の大人的要素が重なると、人間的・女性的な魅力として発揮されるようにもなります。

そして、その自身の魅力を受け入れていくと、相手に嫌われているかどうかという受け身の姿勢が作る不安に襲われたりそれで爆発したりすることも、必要なくなっていくんですよね。

なぜなら、「私は愛される価値がある」という前提が作られるから、男性と対峙した時に、「私はあなたが好きだけど、あなたはどう?」とか、「あなたは私のことを好きでも、私はそうではない」といった自分軸の姿勢を作りやすくなるからです。

仮にもしうまくいかなかった時でも、「悲しいけど、きっと相性が悪かったんだな。残念だけどご縁がなかったんだな。じゃ、次行くか~」的な発想になったり、

「ブロックされたけど、別の方法でコンタクト取れるから、やれるところまでやっちまうか!それでもダメなら諦めよう」みたいな、自分軸での選択ができるようになります。

また、大事にしてくれる人が現れた時にはもちろん、疑ってぶっ壊すのではなく、存分に愛情を感じることも出来ます。

とにかく!愛情不信だった私自身もどうにかこうにか変われたので、きっとゆあさんも大丈夫だと思うんです。

ぜひ、このプロセスを通して新しい自分の魅力に出会いながら、ゆあさんが幸せを感じる恋愛をしてただければ、嬉しいなと思うのです。

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