恋人が欲しかったのに、付き合って距離が近くなると一人になりたくなる現象について語る

ゆうこの実体験ブログ

恋人が欲しかったのに、付き合って距離が近くなると一人になりたくなる現象について語る

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皆様こんにちはー!

アラサーからの結婚に向けた恋愛、再婚向けの恋愛を研究している心理カウンセラーのすずきゆうこです。


メガネさん(彼氏)と同棲を始めてから生活スタイルがガラッと変化していまして、おそるおそる2人暮らしのバランスの探り合いしている現在進行形でございます。

付き合うまでの経緯


そしてそんな中、ちょっと前に出たんですよ。

私の「一人になりたい」現象が。


別れたいのではない、一人になりたい。

そう。ここがまた微妙な所(笑)

しかしこれ、私あるあるなのです。


皆さんはどうでしょう。そういうのあります?


このパターンが、

「恋愛のどの段階で現れるか」
「意識しているかしていないか」

とかで、

パートナーシップを築く時の壁になる「親密感に対する嫌悪感」がどんくらいあるんだろうな~とか、色々議論の余地があるのでまた面白い話なんですけど、

現状の私、だいぶ近くにパートナーを入れても大丈夫になったな~!と自画自賛している所存です。

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その「一人になりたい現象」ですが、きっかけは、「キッチン周りの運用を二人でする」というテーマが浮上したことでした。

私にとってキッチンは、生活の場でもあり趣味の場でもあります。また、キッチン関連のことは、自然と、考えることだったりやることが多いですよね。


私が考えることの例としては、

食べたい物を決めて
残り物の確認をして
食材か出来合いのものをどこで買うか決め
何日くらい持つか予測し
次の買い物と出社の予定を突き合わせて
ストックのチェックをして

などなど…。


そしてメガネさんは、マメに料理をするタイプで私より凝ったものを作る傾向がある。

なので、メガネさんが食材を使ったり買い足しをしている様子があり、同棲初期は、自分の頭の中で適当に立てていたたプランが崩れて「うーん…」となっていることがありました。


あと、もう一つ同棲初期に困っていたのが、私が一人の時に、メガネさんが買ってきた食材を使っていいかどうか悩み、その確認がいちいち面倒、ということでした。

彼の話を聞いていると、私と同じでフワッとキッチンのプランがあるみたいなんですよね。

「あれ作りたいからこれを買っておいて、このタイミングで使おう」みたいな。


料理を作ってくれるのは非常にありがたいし嬉しい。

ブラックゆうこ
ブラックゆうこ

とは言え、細かい調整がめんどくさいのも正直な所である。

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これを読んで、

「いやいや、そこは相談しようよ」
「二人で分担するもんでしょ?」
「カップルそれぞれのやり方があるじゃん?」

とツッコミを入れた人、大正解だ(笑)


そう。

相談したらいい。頭では分かっている。

しかしね。

ブラックゆうこ
ブラックゆうこ

かー!いちいち全部確認するのめんどくせ!

こんな奴が、私の腹の中にいるんですよ。

単純な「めんどくさい」よりも、ちょっと「イラつき」も含まれたような感覚ですねー。


こいつが内面で暴れているうちは、一人旅に出るのも時間の問題(旅立つこと自体は悪いことではないと思うけど)

だから、こいつと和解する方法を考えてみようじゃないの、という話になります。


めちゃくちゃ些細と言えば些細なんですが(笑)、心の問題がまだ現実レベルに浮上していないという見方をして進めます。

内なる自分だけのキッチン問題で済んでいるうちになんとかしようじゃない(離婚の教訓)

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私の「めんどくさい」を掘り下げて追いかけると、こんな思いが出てきます。


中途半端なのが煩わしい。

考えてるんだから邪魔しないで。

私のやり方があるのに。

悔しいから私よりうまくやらないでよ。

思い通りにいかないならキッチンエリアの役割を全部捨てたい。


総括すると、内面的にはメガネさんに喧嘩を吹っ掛けている、という所。


一般的に、パートナーと関係が深まる過程の中で、どちらが正しいか、どちらが偉いか、などといった「主導権争い」が起きると言われていますが、

そういうバトルを私が彼に突き付けている状態ですね。


勝てば、相手の自立心をへし折り依存を背負い続けることになるし、

負ければ依存に落とされるので、無価値感や罪悪感などの苦しい感情をベースに持つことになる。


どちらのポジションでも雲行きが怪しいですし、「主導権争い」をしている間も内面ではパートナーと戦っている状態なので、心の繋がりを持つことも難しくなってゆきます。


「別れたくない」けど「一人になりたい」というのは、「相手のことが好き」と「負けたくない(争う距離感から離れたい)」というバランスを取りにいった状態と考えることができるかなと。

(細かい所を見ると、主導権争い、つまり競争心が強いことについては、自信の無さとかコンプレックスが~とか、成長過程における依存時代の幼少期が~とか、家庭環境が~とか言えるんですけど、今回はその辺は割愛…)

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どちらが自立を制するか、全か無か、白か黒か…、パートナーシップでその辺を突き詰めていくといずれ破滅するので、

何度も出てくる「相互依存の関係」が大事になってきますよね~…。


「一人になりたい」は内面の嵐なので、その辺を整えてみよう。せっかっく好きになって一緒にいるので…。

という訳で、一つ一つ意識的に線引きしていきます。


私ができること、苦手なこと
彼が得意なこと、苦手なこと
私が彼に与えられること
彼が受け取ってくれたこと
彼から与えてもらったこと
彼から受け取ったこと

どんなことがあっただろう。

彼との関係は、勝ち負けではなく上下関係でもない、対等であり、どちらも完璧じゃな代わりに、どちらも素晴らしい部分がある。

彼と一緒にいることで、私がダメな人間になるわけではない。頑張って居場所を作らなくても大丈夫。

自分のありのままを自分で受け止めたら、彼のありのままも受け止めてみよう。

個性が全然違う二人だけど、だからこそ一人の時と違って自分の知らない素敵で新しい世界が広がっていくはず。


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なお、彼については、最初から勝負の土俵に上がってきていないので、それが私にとって救い。

「オラこっちに上がってこいや、勝負しようや」とやっていたのは私なので、私が心の中で土俵から降りれば終わる話でした(笑)


その後、キッチン周りについては、学び合い教え合い補い合うというイメージの意識を持っていき、合言葉はひたすら「ありがとう」。

結果、今は「キッチンは二人が楽しく過ごせる場所」という意識が芽生えた。

縄張り感が薄まった。やったぜ…。

キッチン周り報連相も、手間なので面倒には変わりないけど、苦はなくなった。


そんなわけで、いったん「一人になりたい」は脱却した私の近況でした。

ご参考になれば幸いですー!

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 それでは、ありがとうございましたー!

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