嫉妬と偏見にまみれた人生をやめて、自分の人生を生きたい(切実)~自分で自分を肯定できない他人軸を卒業する!~

その他、使える心理学

生きたいんです、私は自分の人生を(唐突)


そう。

かつて元夫に、

「ゆうこは嫉妬と偏見にまみれた人生を送っている(笑)」

と言われ、なんだよそれ!と思って笑い転げていた頃がありました。


でもね、冷静に考えると、

それが原因で、ずーーーっと虚しくて孤独で寂しくて、しんどかったのですよね。





今はもう葬った(えっ)元夫からもらった置き土産の一つが、

「私が嫉妬と偏見にまみれた人生を送っていること」

に気付かせてくれたことであり、今思えば、結婚生活が破綻した原因にもなっていたなぁと感じます。

なんかね、振り返ると私、世間体とか人の目をめちゃくちゃ気にする言動が多かったんですよね。

(今もクセは残っているけど、当時はその100倍くらい、息をするように当たり前なクセだった)


例えば!


元夫とお付き合い時代に居酒屋に行った時、注文を取りに来た店員さんに対して雑談を振った元夫に対して、「お店の人の邪魔しないで。そういうの恥ずかしいから」と怒って喧嘩になったり、

自分のキャパや持っているお金以上の、人から「いいな」と言われる物や体験(身に付ける物、行く場所、あとは結婚式まで!)を欲しいと思って、その葛藤で元夫と喧嘩をしたりツラくなったり、

結婚した後は、周りと比べてよき妻じゃない(家事できない、子育て怖い、家庭に安らぎを提供できない)現実を受け入れられなくて、休みの日は全部を投げ出してカーテンも開けずにお布団の中に引きこもったり、

職場では変な風に思われないようにしっかり者であれと己を律して、その価値基準に元夫もはめ込んで責めて元夫の自信を削っていったり、

離婚問題が起きた時も、自分を好きになってくれた人と別れてしまうのではないかという寂しさ半分、周りからどう思われるか?とか条件が良い人(収入や外見)とはもう出会えないのでは?を気にする半分だったり。


もうとにかく、人の目を気にしすぎて、心から安心して過ごせる場が極端に少なかったのです。

息抜きができたのは、誰もいない散らかった部屋で一人、アニメや漫画をたしなんでいる時や、当時唯一の友人と思ってたクセ強仲間と1年に1~2回会っている時だったと思う。


この不安で孤独で寂しい大半の時間というのは、

外の自分と内の自分を切って過ごしている状態

なんですね。


つまり、

喜び、ワクワク、楽しさ、安心感や愛などが感じられない状態

とも言えます。


だから、看護師として仕事をしてお金が困らないだけあっても満たされないし、なんか良さそうな人を捕まえて結婚してみても孤独だし、美味しいものを食べても素敵なものを身に付けてみても、寂しいし虚しくなっちゃうんです。

「私」を置いてけぼりにしたままだと、自分の幸せが何か分からなくて(感じられなくて)何をしてもしんどくなったり、「人と比べて自分はダメなんだ、自分には何もないんだ」と思ってしまいます。





離婚をして一人になった後も、自分で自分を肯定できない分だけ、周りの人が「いいね」「すごいね」と言ってくれそうな人に無意識になろうとして。

カウンセラーになってたくさんの人に認められれば、元夫も見返せるって思ったこともあったり。

ホワイト企業に転職したら、自分の役割を感じられなくて逆に病んだことも。


周り基準ではなく、自分がどんな人間でどんな価値や魅力があるか?って考えた方がいいって分かっていても、めんどくさくて嫌だった(笑)

(当時は、肉親にすら認めてもらえない自分を、どうやって肯定してあげたらいいか分からないっていう心理が働いていたのだと思う)


だからね、当時自分にはこんなことを教えてあげたい。

周りからいいなと思われるものや体験(自分の外側にあるもの)と一体化しようとしてもつらいだけだから、アイデンティティをしっかり獲得しとけよ、と。


そのアイデンティティを獲得するための具体的な方法は、実に簡単です。

改めて、人と比べればいいのです。


自分を否定するためではなく、自分を知るために人と比べて、自分の個性、得意不得意、好き嫌いをちゃんと知って受け入れるんですね。

「私は私、人は人」として、自分の現在の立ち位置を定め、地に足を着けていきます。

「すごい私や完璧な私じゃなくてもいいし、周りの人だってそう」と自分も他人も許していきます(できる範囲から)

これは、思春期のテーマである、アイデンティティ獲得の再履修を意味します。


自分のことを分かって受け入れることができれば、本当に必要なものや欲しい物と、実は必要なかったものの見分けがついてきますし、

なりたい自分や欲しい現実が、夢や妄想ではなく「私のヴィジョン」としてエネルギーを帯びてきますし、

たとえまた嫉妬で気が狂いそうになっても、私は私として、内側の自分と繋がり直すことができます。

(自分は一人だと感じるのは、自分自身との繋がりが切れていることの投影だから、自分と繋がると深い安心と安定感を感じられる)

どうせ人と比べたり人に目が行って嫉妬してしまうなら、そのクセを上手に使って自分を見出していけばいいんですね。


私自身、いまだにパジャマのままお布団に引きこもって現実逃避したい時もあります(えっ)


でも、それ以上に私は私の人生を生きたい(切実)ですし、

嫉妬したり寂しさを噛みしめるためではなく、自分を楽しませるために欲張り気質や周りを見てしまう気質を使っていきたいと思っているし、

そのためのポジティブな比較の使い方や自分を知る方法もたくさん学んできました。

最近は、比較の活用も板についてきた(でもここまでくるのに息も絶え絶え(笑))


そんなわけで、自分を見失って嫉妬に縛られている方は、まず、人と比べて自分を探すことを意識してみてくだせえ。

自分自身のことや自分の幸せが何かを理解し、それを受け入れることができてくると、ワクワクするヴィジョンも降りてきますし、それに近づいていけますからね。



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