手放すのはすごく怖いことだったけど、今はそれで良かったと思う

ゆうこの実体験ブログ

手放すのはすごく怖いことだったけど、今はそれで良かったと思う

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皆様こんにちはー!

アラサーからの結婚に向けた恋愛、再婚向けの恋愛を研究している心理カウンセラーのすずきゆうこです。


突然だけど、この前にあった話をしたい。

ちょうど、ヤタさんこと椙山眞伍カウンセラーが講師を務める、4/9(金)のココロノオフィスの講座(手放しがテーマ)に関連した出来事だったなと思って。

(私のコメントも載っているから見てみてくださいな)


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この前、メガネさんに私のカメラを貸す機会がありました。


仕事の一環でSNS用に商品の写真を撮らねばならないとのことで、スマホでもそれなりに事足りると思ったけど、

昔々にボーナスをはたいて買ったオリンパスの一眼レフがずっと眠ったままになっていたから、「良かったら使う?」と渡した。



そして後日。

「使わせてもらったよー!このあと、スマホにデータ移すやり方教えて~」と話があり、いったんカメラを預かった。


そう言えば、自分、過去にどんな写真をとっていたんだろうな?

と思って、なんとなくじっくりカメラの中に残っていたデータを眺めていたら、「なんだ結構あるな…」と思ってかなりたくさんの量を遡ることに。


そして突然、元夫と撮ったツーショットの写真が出てきた。


ドキッとした。

消したつもりで無かったことになっていたから。


っていうか、これ貸したんだ私…

でも多分、メガネさんは見ていなかった様子。


やべーやべーと思いながら、メガネさんとカメラを操作する前に急いで確認作業をする私(笑)

私が静かに焦っている間、何事もなくのんきにご飯を食べて、風呂に入り、その後ゆっくりしているメガネさん。


確認すると、

元夫と付き合っていた頃のデート時の写真
結婚式の準備をしている時の写真
略式だけど結納をやった時の写真
新婚旅行の時の写真など…

まあまあな量が入っていたことが分かった。


なんとも複雑…な気持ちに。


ずっとこんなことをどこかで考えていました。

元夫の顔を見てしまったら、「思い出してしまうんじゃなかろうか、また問題を抱えて辛かった時のような気持ちに戻ってしまうんじゃないだろうか」と。


けど実際は、学生時代の遠い記憶のアルバムを眺めるような、今は疎遠になってしまった友人に今はどしているんだろうな?と考えるような感じで、

不思議と変な感情は出て来なくて、きっと元夫もそれなりに幸せにやってるんだろうな、と思えた。


写真は、あってもいいけどあえて取っておく必要性もないか~、と思って、一つ一つ消去していった。


「こんなことあったな」とか、「この時は楽しかったな」とか、「あの時はこんな顔をしていたんだな」とか思いながら、

ふと、もしこの人と離婚しなかったらどういう人生だったんだろうという疑問がよぎった。


でも、もし離婚まで発展していなかったら、今の色々な人との出会いも、今の仕事もない。

知らなければそれでも幸せだったのかもしれないけど、やっぱりそれは考えられないな。


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自分がどんなにボロボロになっても、離婚前から離婚した後まで元夫への執着をどうしても手放せなくて握りしめていたことが辛かったなと思います。


あの時に戻れたらどんなに良かっただろう。

あそこからやり直せたら、もしかしたらうまくいくんじゃないかな。

もう一度やり直させてもらえたら。

どうしたら許してもらえるだろう。

もうあんなことはしないから。

本当にごめんなさい。


出口の無い、狭くて暗い所でそうやって考えながらずーっとグルグル歩き回っていたけど、人の手を借りながら、ようやくそこから脱出して自由になろうと思えました。


もう自由になった方がいいんじゃないか
そんな選択があってもいいんじゃないか

そう頭では思っていても、

もし手放したらもっと辛い目に遭うんじゃないか、というような不安が私にはあったと記憶しています。

しがみついてた命綱から両手を放してバランスを崩して受け身を取れないまま痛い思いをしてしまうような感じが怖かった。


今思えば、

手放す前の怖さは、その時の自分では考えられないような行動をしてしまうのではないか、今の自分が許せない選択をしでかすのではないか、

その先で周りに責められるのではないか、傷つけられるのではないか、人がどんどん離れていくのではないか、という思いがあったんだろうなと。


(離婚前は、「離婚したくない」と思っている自分が元夫を手放したら「離婚を選択してしまうかも」という不思議な不安があったが、掘り下げたら上記の感じっぽかった。元夫ももちろん好きだったけど、それ以外もがんじがらめだった)


その時に全く想像できなかった今の世界は、思っていたよりも周りの反応は大きく変わらず(むしろ、男女問わず前よりも好感を持たれることが多くなった)、

「こうせねばならない」「こうあるべき」からも解放されて、自分にとってより自然体でいられる世界だったんだなと感じました。


私の場合はこんな感じだったけど、みんなそれぞれ異なる経験をするのだと思う。

手放したその先にどんなギフトがあるか、怖いけど、覚悟を決めて探しに行ってみるのも人生乙なもんかなと思っています。


「手放し」が、過去を無かったことにしたり、今の選択を変えねばならないということはなく、

ただもっと自由になろうよ、とか、過去の所業を許したり自分を大事にしてみようよ、

みたいな感じの雰囲気で手放しに向き合ってみられるといいんじゃないかなと私は思っています。


現在手放す対象が無いと思われている方も、現実がなかなか望むようにいかない場合は、知らず知らずのうちに誰かや何かの気持ちを握りしめているかもしれないし、

手放しに対してネガティブなイメージがあったり、手放しやってみたけどなんだかうまくいかないという経験のある方は、一度ヤタさんの講座に偵察に行ってみられるといいと思います。


私は、手放しに抵抗強すぎて離婚前から離婚後の期間、気持ちの清算をサボりました(笑)

しかし、ちゃんとやらんでも後から何とでもなるようです(笑)


(講座のお知らせを再掲するあるよ)




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写真を整理して、そして後日、面倒すぎてやり残していた分のサブ銀行口座やサブクレジットカードの名義変更をするなどして(やってなかったんかい)、

「そうか、私はもう、だいぶ大丈夫なんだな」ということが分かって、なんだか気持ちが改めてすっきり。


過去の自分にも、過去の出会いにも、ここまで連れてきてくれてありがとう、と、なんとなく思いました。


そんなことになっているとは知らないメガネさん。彼の過去についても、じっくり話を聞いてみたいもんだ。

彼も色々あったみたいだから、この先なんかあるのかもなぁきっと…(笑)

でも、一度手放しはうまくいったなという感覚があるし、助けてくれる人もたくさんいるので、きっとなんとかなるんだろうな…(笑)


そしてメガネさんが撮ったSNS用の商品写真はいい感じに完成していました。

いつも通り、「また今月もよろしく!」とメガネさんから月初の挨拶があって、新しい4月が始まって、前よりももっと身軽になれた気がしました。

今年度もいいことがたくさんありますように~


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