過去や人へのコンプレックス・執着から抜け出せずにいる(まだ本当の自分を知らないだけかも)
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友達関係に限らず、仕事、恋愛、家族関係など、「ない」にまつわるコンプレックスを感じる場面は様々。
自分を責めたり、試行錯誤して傷ついたり、自分らしさを見失ったり…、なんてこともきっとありますよね。
囚われるとしんどいですが、そんな自身の光の部分にも目を向けてみたいなと思うのです。
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どうも~、カウンセラーのすずきゆうこです
ココロノマルシェのご相談に回答したいと思います。
根本裕幸師匠の「お弟子さん制度」を卒業したカウンセラーがオンライン上でご相談にお答えするシステムです。
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こんにちは。
何度かご相談させていただいたことがあります。いつも 温かいご回答をありがとうございます。励みにして日々自己研鑽に努めています。
今回 ご相談させていただきたいのは、友達が少ない虚無感やそれと関連したコンプレックスから抜け出せずにいる思考(執着?)を手放したいという内容です。
私は25歳女ですが、友達が少なく、3、4カ月に1度 友達とご飯に行ければ良い方(コロナ関係なく)です。
しかも相手から誘われることがなく、自分から誘わなければ、会ってくれる人がいません。
また 学生時代から友達が少ないことに関連して次のようなコンプレックスもあります。
・学生の頃、医療系の大学に通っていて空きコマなどないほど忙しかったこともあり よくある学生としての経験(友達と飲みやカフェ巡り、サークル活動、バイト、おしゃれして垢抜けるなど)をしたことがない。
・上記の結果、社会人3年目になった今でも「おしゃれなお店や美味しい店など全く知らず 話について行けない・話を振られると困る、自分がどのくらいお酒を飲めるのかも知らない、世間知らずすぎる、とにかく友達が少ない」という、私にとっては窮地に追い込まれている状況です。
休日に、何の予定も入れずに一人でいる方が楽だと感じる時もよくありますが、ここまで友達と会うことのない/会おうと言ってもらえないことがとても孤独で虚しく思えるし、寂しくて吐き気がします。
自己肯定感を上げるために日々試行錯誤しているので 認めたくないと思ってしまいますが、「友達が少ない・誘ってもらえない・友達との楽しい思い出が無い=自分の存在価値が分からない」と思っている自分がいます。
ただ、仕事や日々に集中していると このコンプレックスや執着は忘れられることがよくあります。
しかし、数少ない友達や、職場の先輩から大学時代の思い出話を聞いたり、この前友達と会って〇〇して楽しかった!などのキラキラした話を聞くと蓋が開いたように 一気にネガティブな感情が流れ込んできて毎回苦しいです。
自分で蓋をして 見て見ぬ振りしていただけで、このコンプレックス・執着は全然救われていないな、癒せてあげていないな と毎回感じます。でも、毎回上手く処理できずにくすぶっています。
自己肯定感を上げようとしている中で いつもこの問題には足を引っ張られています。
このコンプレックスや執着を どのようにすれば手放すことができるでしょうか。
長文になってしまい、すみません。
ご回答いただけると幸いです。
(ゆんちょさん)
こんにちは、すずきゆうこと言います。
何度かマルシェをご活用いただいていたのですねー!
自己肯定感を上げるために日々試行錯誤しているので 認めたくないと思ってしまいますが、「友達が少ない・誘ってもらえない・友達との楽しい思い出が無い=自分の存在価値が分からない」と思っている自分がいます。
あー、後半部分、すごく分かる気がします…。
そんな中、自己肯定感を上げるために努力されているとのこと、
ほんとすご過ぎますし、きっと、以前よりも随分と変わられたんじゃないでしょうか?
私、元々友達が少ないタイプであり、
他の人の話題についていけずに孤立しがちがったので、
すごく恥ずかしかったり、なんか惨めさみたいなものを感じていたこともありました。
ほんと、カウンセラー名乗っていることを疑われる程に妬み根性を持って生きてるんで(えっ)、
友達関係のコンプレックスが解消されたらされたで、
離婚せずに平和に暮らしている人とか、子育てをしている人と比べたり、
仕事がうまくいっている人と比べたり、
とにかく存在価値が無い理由をついつい探しちゃいますねー(溜息)
そんなわけで、ゆんちょさんが今回ご相談くださったことって、
実は結構みんな、違った形でこっそり抱えているコンプレックスなのかもしれないな、と感じました。
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休日に、何の予定も入れずに一人でいる方が楽だと感じる時もよくありますが、ここまで友達と会うことのない/会おうと言ってもらえないことがとても孤独で虚しく思えるし、寂しくて吐き気がします。
こいつはななかな厄介な感情ですよねー…
頭で考えても気持ちは引っ張られちゃいますし。
先ほども書いた通り、
友達が少ないの他にも、パートナーがいない、結婚していない、仕事がなくなった、などなど…
一般的には色んな場面で孤独や寂しさを感じることがあると思います。
寂しくて吐き気がするとなると何も手につかなくなると思うので、応急処置的にできることをご紹介します。
■その1:深呼吸
┗しっかり息を吸って吐く
┗感情やモヤモヤを吐き出すイメージで
感情を吐き出す、という手軽な一つの方法です。
■その2:寂しさを抑圧せずにただ感じる
┗感情の抑圧をすると何かに依存することがある
┗寂しさや孤独感を基準にしたものの見方になる可能性がある
結構怖いかもしれないのですが、イメージ的には寂しさに寄り添うとか、ただ見つめる、みたいな感じです。
「すごく寂しいな」
「そうだね、私、ずっと寂しかったね」
「ああ、こんな寂しさを抱えていたんだね」
当たり前のことだと感じるんですけど、自分で改めて受け入れてあげるのが大事だと考えます。
もう一歩踏み込めそうであれば、こんな質問もメモしておきますので使ってみてください。
寂しさを抱えている自分が目の前にいるとしたら、
どんな感じで佇んでいるでしょうか?
どんな表情をしているでしょうか?
また、その表情や佇まいを見て、どう感じましたか?
「その気持ちを分かってあげたいな…」と思ってみてください。
ゆっくり近づきます。
すぐ目の前で、なんて声をかけてあげたいでしょうか?何をしてあげたいでしょうか?
実際に伝えたいことを声に出したり、してあげたいことをイメージの中でしてあげてみてください。
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既にご存じの方もおられるように、
今の自分が望んだものが手に入ったからと言って、寂しさや孤独からのコンプレックスが消えるわけではない、
ということがありますよね。
例えば、
パートナーが出来たとしても連絡がまばらでなんだか寂しいかもしれないし、幸せでない自分が惨めだったりするかもしれないし、
誰かと出かけることがあっても、「なんか合わないな」と感じることがあれば、「本当に分かち合える友達がいない自分は…」という気持ちが出てくるかもしれません。
あ!これ、前の私のことです(笑)
ゆんちょさんの抱える寂しさや孤独感、コンプレックス・執着がどうかは分からないのですが、
今望む形が自分にフィットしているかどうか、ということにも着目しつつ、
学生時代から今までのゆんちょさんが、本当に、「友達が少ない・誘ってもらえない、友達との楽しい思い出がない」だけなのかも検証する、
がいいかなと思いました。
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ちなみになんですが、ゆんちょさんは、コンプレックス・執着を手放した先に、どんな自分をイメージしていますでしょうか。
笑顔でいる自分は何をしていますか?
コンプレックス・執着を手放したゆんちょさんは、どんな友達関係を築いていますか?
自己肯定感を上げようとされているとのことですが、
今のまま、友達が少なくてもOKと言えるようにしたいということか、
それとも、友達と色々な経験をしたいから行動できるようにするとか、新しいことに飛び込めるようにしたい!ということか、
自己肯定感を上げる、というのも方向性に色々なイメージがあると思うので、
実際にお会いできる場合は、この辺も念のためお伺いすると思ました。
今回は、このまま分かる範囲で進めますね!
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ちょっと二つに分けます。
友達が少ない、あの時忙しくて何もできなかった
┗①うわすごい寂しい
┗②こんな自分は嫌、ダメだ!
①の寂しいについては、
自分と繋がることを起点にする、
をおススメしたいと思います。
ただ、仕事や日々に集中していると このコンプレックスや執着は忘れられることがよくあります。
まさに、この寂しさを忘れるような、余分なものがないような、そんな時は、自分と繋がっている時だと思われます。
ヨガや瞑想なんかも良いと言われていますよね。
また、楽しいや好きと繋がることも良いです。
ゆんちょさんの好きなことや楽しいと感じることは、具体的にどんなことでしょう?
映画、読書、散歩、自然、手芸、創作、書き物、音楽、運動、食事、おしゃれ…その他もろもろ
自分の好きと繋がっていれば、自然と没頭するなどの時間が作れて、楽しいとか嬉しいで満たされますし、
自分の好きと繋がった先に、他の人と同じ好きで繋がることも自然とできますから、
「今度カフェ行って語り散らそう」とか、「今度あそこに行くからこんな服着ていこう」みたいなイベントが発生してくるんだと思います。
もはや自分の好きすらも思い出せないぞ…ということなら、
幼少期にハマったこと、
今までにお金をかけてきたこと、
時間を使ってきたこと、
それらがどんなことか、また、どんな要素や傾向があるのか、をヒントに考えてみられるといいですよー!
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友達が少ない、あの時忙しくて何もできなかった
┗①うわすごい寂しい
┗②こんな自分は嫌、ダメだ!
上記の、今度は②です。
本当にダメことだけ?の検証です。
学生の頃、医療系の大学に通っていて空きコマなどないほど忙しかったこともあり
私も看護学部だったので多分他より忙しい部類だったと思いますが、
忙しかったなりに濃ゆい思い出もたくさんありますし、そこから得たものもたくさんあります。
ゆんちょさんは、学生時代に一番頑張ったことはなんでしょうか?
手を貸してくれた人、助けてくれた人、支えてくれた人は誰ですか?(物でも構いません)
その経験の前後でどんな成長をしましたか?
もし時間があれば、
思い浮かんだ人や物に、心の中で「ありがとう」と伝えてみたり、出さない感謝の手紙を書てみることもおススメです。
できなかった、の裏には、必ず受け取るものがあります。
忙しい学生生活を駆け抜けてきたのです。
密度も濃くて、それはそれでものすごい価値がありますよね。
その価値の部分を探してみるといいと思いました。
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世間知らずすぎる、とにかく友達が少ない」という、私にとっては窮地に追い込まれている状況です。
ゆんちょさんのいる場所はもしかしたら窮地ではなく、
自分だけのとっておきの世界、というような風に考えてもいい気がします。
私の知っている「世間知らずすぎる人」、「友達が少ない人」って、
人とは違うことをめちゃくちゃ頑張ってたり、
面白い着眼点を持っていたり、
独特の惹きつけられる世界観を持っているとか、
何かの道のパイオニアだったり、
職人さんとか、
そんな感じなイメージがあります。
だから、もしかしたら、ゆんちょさんはご自分で気付いていない、もしくは知らないだけで、
只者でない可能性が高いと私は勝手に思っているんですよ(笑)
そんなことないです!って言う人のこと、絶対信じないんだ私は(突然どうした)
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かつて友達が少ないことに恥ずかしさを感じたり、
誘われないとか誘うで色々考え過ぎて、「あの人に声を掛けるのは迷惑かな?」とか考えたりして、おいおいお友達なのに大丈夫なの?状態で、
ついでに20歳過ぎた頃の占いで、「今のままだと25歳を境目に人と疎遠になります」と言われた私ですが、
心理学を勉強し、改めて彼女たちの存在に感謝するようになって、
学生時代よりも友達付き合いがずっと濃くなりましたし、喜びも感じられるようになりました。
※友達は相変わらず少ない(笑)
ゆんちょさんは、今はとてもしんどいかもしれませんが、
悩んだ分だけちゃんと自分が腑に落ちる所に着地できるはずなので、
気持ちの波を乗りこなしつつ、これからの展望と自分の変化を楽しみにしていただけたらな~と思いました。
以上、ご参考になれば幸いです!
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