こんにちは。すずきゆうこです。
今回は、モニターセッションを受けてくださったAさんからのご質問にお答えしたいと思います。このような機会をくださりありがとうございますー!
いただいていたテーマは、「事情により彼から離れたいんだけど離れられない」といったお話でした。
「彼に対する心配は全て自分の心配」ということに気付いてくださっているので、あとは時間の問題で、もう出口は見えた…!と勝手に思っております。
昨日は、セッションありがとうございました。とても励まされ、癒され心強い気持ちになりました…!
また、今自分にやれることを地道にやっていこうと思います! あの後、色々と振り返り気持ちを整理しました。そこで、少し質問させていただきたいことがありましたので、聞いていただけたら嬉しいです。
セッションの中でも言っていただいた、彼に対する心配は自分に対しての心配なんだということは、本当にそうだと思いました。もし別れたら、私もここまで大きな存在である彼と関わりや拠り所がなくなったら本当に悲しいし、それをどうやって乗り越えていくのか、ちゃんとやっていけるのか、自分の将来に対する目標や希望も曖昧で、こうしたいから別れるというよりは、別れはただの苦しみや我慢でしかないだろうなと思うからこそ、彼にも同じ思いをさせたくないし、それを想像すると辛いんだと思いました。でも、別れた後の悲しみや虚しさは覚悟するしかなく、やっぱり時間が解決してくれるまでは悲しんだり苦しむしかないのでしょうか?
また、私も彼からはたくさんの気持ちをもらいましたが、私も彼を今まで満たしてきてしまったからこそ、別れることは中途半端に満たして途中で手を離すように感じてしまい、それなら初めから満たさなければよかったのではないかと、逆に彼を苦しめたと感じてしまい、彼が幸せだと言ってくれると逆に悲しくなってしまいます。 この罪悪感も、セッションで言っていただいたように特別な感情ではなくて、普遍的にあるものなのでしょうか…?
長々と質問してしまいすみません。。
アドバイスいただけたら幸いです。
(Aさん)
Aさん、本当に最初お会いした時には想像もつかないような前向きな言葉がたくさん出てきており、個人的にはそこがとてもとても嬉しいです。着実に進んでいる気がします。
力強さも感じますし、個人的にはこのまま加速度を上げていきたいタイミングです。
はじめに:この罪悪感は普遍的?
私も彼からはたくさんの気持ちをもらいましたが、私も彼を今まで満たしてきてしまったからこそ、別れることは中途半端に満たして途中で手を離すように感じてしまい、それなら初めから満たさなければよかったのではないかと、逆に彼を苦しめたと感じてしまい、彼が幸せだと言ってくれると逆に悲しくなってしまいます。
この罪悪感も、セッションで言っていただいたように特別な感情ではなくて、普遍的にあるものなのでしょうか…?
罪悪感ベースで見るとしたら、Aさんと彼の構図って「振る側(加害者)=Aさん」、「振られる側(被害者)=彼」といった感じかと思います。
これって、少なからずどの別れの場面でも出てくるんじゃないかなーと感じました。だから、普遍的と言えば普遍的なんじゃないかなと思います。
>彼が幸せだと言ってくれると逆に悲しくなってしまいます。
これも、致し方なしですよねー…。要するに、ぶん殴った直後に被害者に「幸せです」と言われているようなもんですもんね。信じられないし何言ってんの?ってなります。
だから、心の反応としては正常範囲ではないでしょうか。
ここを癒すポイントは言わずもがな許しだと思うので、師匠の本をステマしておきます(笑)
本題1:別れは手放しと同時進行で、仮初から本物に。ぜひ大切な誰かの手を借りて欲しい。
もし別れたら、私もここまで大きな存在である彼と関わりや拠り所がなくなったら本当に悲しいし、それをどうやって乗り越えていくのか、ちゃんとやっていけるのか、自分の将来に対する目標や希望も曖昧で、こうしたいから別れるというよりは、別れはただの苦しみや我慢でしかないだろうなと思うからこそ、彼にも同じ思いをさせたくないし、それを想像すると辛いんだと思いました。
でも、別れた後の悲しみや虚しさは覚悟するしかなく、やっぱり時間が解決してくれるまでは悲しんだり苦しむしかないのでしょうか?
時間が解決してくることもありますが、それでも時間がかかるかもしれないですし今からでも出来ることはあると思うんです。ここは頑張れば抜けられるはず。
今回は手放しの視点からお話をしてみたいと思います。
>彼にも同じ思いをさせたくないし、それを想像すると辛いんだと思いました。
これも自分の心を彼に映しているので、最初にAさんが言ってくださっていたように、この苦しむ彼の姿も一周回って自分自身だと思うのです。
だって、彼がそうなるかは本当は分からないはずなんです。でも、それがまるで自分と同じように感じるのが真実と思うのであれば、それもまた自分を縛って幸せにしないようにしている自分自身なんじゃないかなーと思います。
それがあれば自分に罰を与え続けられますよね。
別れた後の苦しみや虚しさについては、これまで彼が埋めてくれていたものがあるから感じるもんだと思います。しかし、「一緒にいれない、別れる」と決めているからには、彼が埋めてくれていたのって実は仮初のものだったんじゃないかなと思うのです。
それは、彼自身もまたしかり。
別の見方でちょっと意地悪な言い方をすると、お互い嘘で繋がっているだけとも言えちゃう気がしてて。それって本物を知るチャンスをお互い奪っていることにもなるんじゃないかなぁと。なんか虚しいですよね、それも。
だから、これからは仮初のものではなく、本物でその苦しみや虚しさを癒すのがいいと思うんです。これは、別れた後ではなく、今のままでも少しづつ置き換えていく感じでできると思っています。
じゃあ本物って何よって言うと、今はすれ違っちゃっている大好きな人や大切な人との繋がりなんだろうなと思っています。
セッションでお話した感じだと、Aさんの繋がりのメインになるのはご家族かなぁ…って気がしますし、すでにお恨み帳を始めとするいくつかの動きを作ってくださっていたので、ここも、今のAさんならなんとかなっちゃう気がします。
ご家族も自分も、少しづつ心の中の温かい部分が見えてくるといいなと思いましたし、お話を聞いた限り、多分見えてくると思うんですよね。
彼との出会いとこれまでの関係は、それに気づかせてくれる気がしています。
手放しのイメージワークは、手放した後に必ず別の大切な人たちと繋がるストーリーなんです。だから、彼を手放しながら改めて大切な人や大好きな人との繋がりを作って、彼に「今までありがとう」って感じでお別れができたらいいんじゃないかなと思いました。
現実問題としても一人で乗り超えようとしなくていいと思うんです。ぜひ誰かの手を借りて欲しいなと思います。(でも、カウンセリングにいらしている時点ですでに第一歩ですねー!)
本題2:「でも、やっぱり彼をおいていけない…。」ではなく、どうか自分を助けてあげて。
ついつい、「でも彼を一人にできない!」ってなっちゃうんですが、その彼のイメージってやっぱり最初に言った通り自分自身だと思うんです。
パートナーは鏡と言われていますし、「彼を助けたければ、まずは自分を助けること」になってくるんじゃないかなーと思います。
彼と別れるのがこれ程辛く感じるほどに一人で抱えて頑張ってこられたんです。彼と出会う前は、本当は言いたかったことや頼りたかったことが山ほどあったんじゃないかと思います。
どうか、そんな過去のご自身を助けに行ってあげてください。結局そこかい!と思われるかもしれないんですが、「辛かったね、寂しかったね」、「よく一生懸命やってきたね」、「頑張ったね」と言ってあげて欲しいんです。
そして、ご自身が少しでも幸せだったり、気分が良くなるようなことを続けていただきたいです。
自分が進み始めると、不思議と彼に対する気持ちも変化して、軽い方向に少しづつ向かっていくかと思います。長い目で見たら、お互い本当の幸せを感じられるチャンスを作れる機会なんだと思います。
自分を助けることで彼も助けられます。だから、自分の心が作る幸せにならない罠で自滅しないように、気付いて修正してを繰り返していただけたらと思いました。
という訳で、こちらも念のためステマしときます-!
それでは今日はこの辺で。ありがとうございました!
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