こんにちは。すずきゆうこです。
4月下旬現在、走らせているこちらの恋愛特別企画。
最初に、ご感想くださった皆様、ありがとうございます!掲載可としてくださったご感想については、また別途まとめさせていただきます。
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現在、来てくださった方々に、ご質問という形で「宿題」をいただいております。※順不同で回答レポートを作っておりますのでご容赦ください。
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今回は、色々あった彼と別れたいのに離れられないというAさんとの作戦会議。
大事な人を助けられない罪悪感や責任みたいなものをずっと背負って悩んでいましたが、その人のことを信頼して手放しても大丈夫なんだと少しだけ思えました。
少しでもそう思っていただけたとのこと、すごいことだと思います。ちょっとずつ、気持ちが解けていくといいなと思いました。
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たくさん聞いてもらって構いません!(勉強になります!)
罪悪感が枷になる
今回は、彼は据え置きで、過去の痛みから入ってもいいのかなぁ…と感じました。
ちょっと恋愛のカラーはないですが、今のパートナーとの関係があまりに不安過ぎて動かせない時、出来事のルーツとなった傷を癒すのも今できることかなって思っているので、そんな視点で見ています。
自分をある程度を許せたら、多少のムラはあっても、ベースのスタンスとしては、「こっちはこっちでよろしくやるから、君は君で、これからもお幸せに!(また来世!)」ってな感じで、彼の背中を押してあげられるんじゃないかなって思っています。(自分はそんな感じだった)
「考え過ぎ」というよりも
お話を伺って、きっと、こういう気持ちを抱いた経験て初めてじゃないんだろうなと思ったのでお聞きした際に、両親に対する罪悪感の話が出てきましたよね。
やっぱり、そこと重ねてるのかなぁ…。
考え過ぎっていうか、多分、彼と会うよりもずっと前に見た、家族の悲しそうな表情や姿を、ただただ、忘れられないんじゃないかな、と感じました。
なんかね、何とも言えない悲しい表情や姿に「あっ」って気付いたその瞬間、カメラのシャッターみたいにその光景が心に残されるような気がしているのです。
別れた後の恐れのビジョンが、なんとなくリアルだなと感じたんですが、もし、「またあんな思いをさせてしまうのだろうか」という気持ちを無意識に感じていたら、別れるに別れられないんじゃないかなと思いました。
愛があるから罪悪感を感じる
この感覚がAさんと全く一緒か分からないのですが、罪悪感てすごく苦しいんですよね。きっかけになったあの時には絶対に戻れないし、だから、自分を責めることしか出来なくなっちゃうもんです。
私の話になってしまいますが、自分を責めるきっかけになった出来事の中で見た大事な人たちの顔は、泣いた顔や辛そうな顔でした。その人たちの人生を変えてしまったようにも感じました。
だから、「私がもっとしっかりしていれば、きっと誰も悲しい思いをしなかった」、「私が家族をバラバラにしてしまった」、「きっとあの人はまた一人ぼっちで苦しむんだ。助けてあげられなくてごめんなさい」ってずっと自分を責めていました。
でも、本当はそこまで責任を負わなくても良かったんです。その時って、たまたまの巡り合わせで、各々がやり残してきた人生の課題が、各々に降りかかってきただけだったんです。人生の責任はそれぞれに託されています。
「私にはできなかったんだ」と降参してたくさん泣いた時、それが腑に落ちた時、すごく楽になりました。降参してただ純粋に悲しむのって、実は本当に難しいんだな、とも感じました。
Aさんがそんなに苦しいのは、質問でも書いてくださっていますが、周りの人達に笑顔でいて欲しかったからですよね。罪悪感がある分だけ、その裏で人の幸せを願う自分がいます。本当は背負わなくていいみんなの分までまとめて背負っちゃうくらい、大きな愛情をお持ちなんです。
だから、なかなか諦められないのも予想が付きますが、そうなる原因と結果という事実があっただけで、Aさんも誰も悪くありません。出来なかったことも、やってしまったことも。人の人生はどうしたってコントロールできないです。
どうか、自分のために生きて欲しいなと思いました。
そして、大切な人には、「ごめんなさい」より、愛情の部分の「ありがとう」をたくさん見つけて、たくさん伝えて欲しいなと感じました。
当時の視点と大人の事情
不仲な両親の間に女の子がいます。
親の事情って、子供視点からでは全てが分からないことが多いと思うのです。それなのに、ずっと幸せそうでない両親を見ているうちに、もしかしたら「私のせい?」って思うようになりました。そうやって思ってしまう程、両親が好きで大切なんですよね。
この子を見ていると、「違うよ、あなたのせいじゃないよ」って言ってあげたくなると思うんです。
これと同じことがAさんにも起きているのかなと思いました。
ちょっと想像してみてください。
目の前に、こんな風に、両親の間で「私のせいで」って思ってからずーっと自分を責め続けて、ボロボロになっても尚ずっと泣きながら謝り続けている自分自身がいるとしたらどう思いますか。
もしできたら、「もういいんだよ」って声をかけてあげて欲しいなと思いました。
まずは、過去の自分を許してあげてみてください。
将来の不安は…
今は「このままだったらどうしよう」や「状況を変えるのは無理じゃないか」って思うってしまうかもしれませんが、なんか、うん。大丈夫だと思います。
自分軸と自己肯定感の基盤ができてくると、不思議と少しづつ「あれ?私って、もしや大丈夫なのでは?」と思えることが増えるんですよね。気付いたら克服している感じです。そうなると、自分の時間も少しづつ楽しくなってきます。
もし気持ちが「やってみようかな」に向いた時、できることから少しづつやり始められたら、きっとなんとかなるもんじゃないかなと思っています。
自分軸と自己肯定感
(相変わらず苦手な分野だけど、大事なので書いた)
まずは、「私は私、他人は他人」を念じて、自分と人の間に線を引いていってください。そうすると、だんだんと、私にできることとそうでないことの区別がついてくると思います。
「あ、ここから先は踏み込まなくていいな」って気付くタイミングがあると思うんですよね。本当に、「こっから先は立ち入り禁止だった!」みたいに相手の領域の境界線を越えないというイメージです。
やってるうちに心の目で線が見えてきます(笑)
相手を喜ばせることはできますが、もし、相手の人生そのものを常に幸せにしようと思う自分がいたら、それは線を越えているなと思っていただいて大丈夫です。
また、そうやってゆっくりとクリアになっていく過程で、状況を打破しようと頑張っている自分をぜひ褒めてあげてください。
あと!
続きは、Aさんがお持ちのこの本に詳しく書いてあります!(突然の手抜き)
元気が出そうなアファメーション
今日のルイーズ・ヘイ。(「Power Thought Card」より)
「わたしはあらゆる経験をチャンスに変える」
どの問題にも解決策があります。
どんな経験も学び成長するためのチャンスなのです。
わたしは大丈夫。
「私」だけでなく、きっと相手もそうなんだと思います。
もしそこに愛があるのなら
作戦会議の中で少しお話をしましたが、お母さんとのボタンの少しのかけ違いをかみ合わせてもらえたら嬉しいなと思いました。
上記でもお話をしたように、過去の自分目線での誤解をひとつづつ解いていく感じです。
お母さんへの「ありがとう」を探して、感謝の手紙を書いてみるのもいいと思います。
そうやって、罪悪感の割合を減らして、愛での繋がりをどこかで作っていけたら、今は不安がある彼との関係も、ちょっとずつ動かせるようになってくると感じました。
参考文献
- 罪悪感は愛の物語に変換することで解放できる。(根本裕幸オフィシャルブログ)
- いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本(根本 裕幸)
- 嫌われる勇気(岸見 一郎/古賀 史健:ダイヤモンド社)
- 幸せになる勇気(同上)
お礼
ご質問を投げかけてくださりありがとうございました。
今回は罪悪感がテーマでしたが、実は、Aさんとお話している時に「あ、私が知ってる痛みかも」と思ったら、泣けてきてしまって大変でした。Oh。
心が、少しづつでも癒されるようにお祈りしています。
それでは今日はこの辺で。ありがとうございました!
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■予告【恋愛特別企画】みんなで研究編5/22(金)夜に計画中。
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