【今から変われるプチワーク付き】激重迷惑がられ女だった私が、現夫から「いてくれるのが嬉しい」と言われるようになったプロセスをシェアすんぜ!
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8月、楽しかったことがたくさんあったんだけど、そのうちの一つが、心理学を一緒に学んだゆりさん(花田友理さん)と、リッツカールトンのレストランで昼飯したことでした!
チーム、離婚経験あり&婚活卒業組!
「せっかくご飯行くならいい所がいいね〜(ミーハー魂)」ということで、奮発しましたよ。
たくさんおもてなししてもらって、超サイコー気分でありました(*^^*)
ヤッタネ!
最近、本当に色んな人と恋愛や夫婦生活について語る機会があったんですよ。
今回は、ゆりさんと語ったことも踏まえつつ、私の経験とやったことを抜粋してシェアするから、悩んでいる人にぜひ知って欲しいと思うんだ。
(私の屍を越えて行け精神)
激重い女だった時代の話
以前の私、外ではしっかり者で通っていたんですが、パートナーにだけ依存してしまう傾向があり、元夫からは「もういい加減にして!」と煙たがられることが割とあったんですよね。
自分の機嫌が悪い時は、感情のコントロールなんてできず、元夫に不機嫌や面倒事を押し付ける日々でありました。
元夫と付き合っていた時代から既に、「本当にしんどいから自分で何とかして欲しい」と何度か指摘が入ったことがあって。
どうしても別れたくなかった私は、「何とかする」と約束をするのですが、残念なことになんともならず。
「とにかく自分の感情のコントロールができればいい」と思ってたくさん我慢をしました。
でも、我慢した分だけどこかで爆発して、失敗に終わって、「次こそ爆発しない!」と思って我慢するけどまた失敗しての繰り返しで。
「もう離婚したい」と言われちゃったんですよね。
それがメガネさん(現夫)からは、ありがたいことに、「いてくれるだけで嬉しい」と言ってもらえるようになって。
職場では、「結構ハッキリ言うんですね」とか、「オブラートないんですね」とか、「思ったより口が悪いんですね(笑)」って言われたりするし、家でもそのまんまなんだけどね(ちょっとは控えて!)
「パートナーと相思相愛で過ごせる世界線って本当にあるんだ…」と、最初は驚きの日々を送っております。
心のことを学んでから気付いたんですよね。
私に本当に必要だったのは、感情のコントロールをすることでも、根性と気合いで依存気質を直すことでもなかったんだと。
パートナーとの関係は、基本的には二人でバランスを取っているものだから、自分だけを執拗に責める必要もないし、依存気質を一方的に悪だと思わなくていいということも知りました。
私も、元夫も悪くなかった。
お互いがそれぞれの人生を一生懸命生きてきた結果、「その時は、なるべくしてこの関係になってしまっていたから仕方なかったんだなぁ」ということが後から見えていったのでした。
「なぜこうなったのか」が解明され、「私がダメなんだ」という思いから自由になった
私は、「自分を受け入れてくれる人が元夫しかいない」と思い込んでいたんです。
家族ですら、私のことを「面倒な奴」、「手に負えない奴」だと思っているんだろうなと感じていました。
数少ない付き合いのある友人に対しても「嫌われたくない」という思いがあったから、素でいられるのは、中学時代の黒歴史を一緒に築いた友人ただ一人だけ。
そんなわけで、出会った時に、「独特の視点が面白い」と言ってくれた元夫には不思議と少しづつ心を開くことができました。
だから、「この人しかいない」と思ってしがみついてしまったんですよね。
約9年という時間をかけて、
「仕方なく面倒を見る人(元夫)」と「子供のように甘やかして欲しい人(私)」という、男女のパートナーシップとしては少々しんどい形で関係性が固定されてゆきました。
離婚した後に改めてカウンセリングを受けてその理由に気付けたのですが、
「私は、お母さんに愛されたかった」
みたいな感覚を、自覚できない所で持っていたんですよね。
意識できる所では、「お母さん嫌い、干渉されるの嫌、一緒にいるのしんどい」と思って全然実家に帰ってなかったので、
「実は私は母親が好きだったんだ、逆やったんか」と思って驚いたのがまず最初。
これだけ書くと、すでに心理学になじみのある方は「まあそうだよね」と感じる人もいるかもしれないし、私も色々情報は集めていたので頭では理解していたんですが、
話していく中で、自分の怒りの先にある悲しみも丸ごと受け入れられた時に、とても大きく響いて、気持ちが緩まった感覚を持ちました。
そして、本当に受け入れなければならないのは、
お母さんを助けたかった私、お母さんを笑顔にしたかった私、お母さんのために頑張った私。
「私は何もできなかった」
「お母さんを幸せにできなかった」
「お母さんの喜びになれなかった」
「だから愛される価値がない」
という所から、自分への怒りや罪悪感もたくさん出てきて。
それだけお母さんが大好きで頑張っていた(=愛を持っていた)みたいです。
すぐには信じられなかったですけどね。
そして心理学には「投影」の法則があります。
自分の心の中を外の世界に映すこと、自分の心の世界が外の世界を見る時のフィルターになる、みたいなイメージのものです。
そう。
「誰も愛してくれない!私は愛される価値が無いんだ(外の世界に愛は無い)」と感じていた理由は、
自分の心の中にある愛(それまで誰かのために頑張ってきたこと)を見失っていて、その「ない」が基準になった心の中を外の世界に「投影」していたからでした。
元夫に迷惑をかけてしまったと思っていたけど、そんな背景があったのかと、自分で自分をちょっとだけ許せて、ホッとしたんですよね。
「傷つけ合う関係を卒業する」と決める
自分のことが解明されてくると、元夫のことも理解できるようになっていきます。
元夫の場合、ちょっと難しい家族環境の中で育ってきたから、私みたいなやつは放っておけなかったから、受容と供給が一致しちゃったんだろうなと。
たとえ超重くても、背負い続けてしまう程、家族が大切だったんだなぁと。
「なんで先走って離婚しちゃったんだろう、離婚する前に知ってたらなぁ」と後悔したこともあったけど、
お互いのあずかり知らない所で、お互いの役割がそっと終わって、次のステージに進む準備ができた、と考えると辻褄が合うんだろうなと感じたりして。
後に、「別れることで、元夫を助けたんだね」というストーリーをカウンセラーさんに見つけてもらってまた号泣したりね。
だから、「愛されないと思い込んで、傷つけ合うパートナーシップを卒業しよう」と決めたんです。
お互いがお互いの喜びになる、安らぎのあるパートナーシップへ
私の身の回りに変化が現れるようになったのは、
嫌われたくない、見捨てられたくない、でも依存が止められないという自分を理解して、自分で自分を受け入れてあげる
ということをやり始めてからでした。
疲れた時や依存したくなった時は自分のことを意識的にねぎらい、
不器用な人や分かりにくい人も含め、身近な人の愛(頑張りや優しさ、親切)を受け取り、喜びを表現したり感謝したりする、ということを、気付いた時にだけでもやるようにしました。
最初はなかなかうまくいきませんでした。
ビックリするぐらい「愛」をスルーしちゃうんですよね。
「愛」には無関心だったから。
それでも、毎日意識していくうちに、ちょっとづつできるようになっていったんです。
「もう何もしたくない、全部やってもらいたい、、、ということは、それだけ自分は身を削ったんだんな、自分にお疲れ様を言ってあげよう、頑張った分ご褒美をあげよう」
「いらない奴と思われるのが怖い、けどそれは相手の判断軸であり、自分のやってきたことの価値は何も損なわれないはず。相性の悪い人や組織と離れただけで、本質的には何も失ってない、むしろ私はよく頑張ってる」
「真面目でちゃんとしているのに、いつも不機嫌で周りをピリッとさせるあの先輩は、気が利くからガサツな人たちと相容れないんだな、、、色々フォローしてくれているから、感謝を表現してみよう」
「お節介な母親が激ウザいと思っていたけど、それだけ心配してくれているということか。とりあえず今は気持ちだけ受け取っておこう(それ以外はスルーで距離を置く)」
「好きだったらやってくれてもいいじゃん、とパートナに対して思ってたけど、二人の労力で補えないこと(主に家事)は、外で済ますことも提案しよう。できない自分を責めたり(愛せない罪悪感)、やってくれない相手を責める(愛されない悲しみからの怒り)ではなく、出会えたことや今側にいてくれることに対する喜びや感謝を表現しよう」
そうしていくうちに、ちょっとずつ自分の中に温かい感覚が満ちていって、後に出会ったメガネさん(現夫)との関係も格段に深まっていきました。
パートナーに対して激重になっちゃう女子の同志たちに伝えたい事
自分の愛や周りの愛を見つけていくうちに、
「見捨てられたくない」
「嫌われたくない」
「なんで分かってくれないんだろう」
「○○してくれない」
「○○と思われていたらどうしよう」
「なんだか申し訳ない」
と深刻に悩まなくなり、自信もついてくるから依存する必要がなくなります。
そうすることで、パートナーとも対等で身軽な関係を築けるようになるんですね。
人それぞれ個性があるように、「愛し方」もみんなそれぞれ個性があるから、
教科書的なものや価値観とは関係なく、大切な人を一人の「人」として見た時に、どんな愛し方をする人なのかを知っておくと、「愛されてない!」という思い込みが外れていきます。
「これは愛だな」と自分が思ったら、「愛してくれてありがとう」という喜びや感謝を表現するといいですよね。
受け取ってもらえるかは別としても。
また、自分に対しても、日々ねぎらってあげられるといいなぁと思っています。
という訳で、プチワークをご紹介!
ご自身にとって必要なものを取り入れてみてください。
ワーク1
あなたの親しい人、大切な人が、「人のために頑張りすぎて疲れてしまっている状態」だったら、どのように寄り添ったり声をかけてあげますか?
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もしネガティブな気持ちや依存的な思考が出てきた時は、心の中でその都度、人にかけてあげたい優しい言葉を自分自身にもかけてあげてみてください。
そして、自分自身に「よく頑張ってるよ!」、「あなたは素敵だよ!」とも教えてあげてください。
ワーク2
周りの人やパートナーはどんな「愛し方」をしますか?「愛」を見つけられた場合、もし喜びや感謝を伝えられる状況ならば伝えてみましょう。
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自分を含め、分かりにくかったり素直じゃない言動の背景にも愛があります。
また、相手に伝えた時に反応がイマイチでも、押し付けずに「私は」嬉しかったでOK。伝えられた自分の成長を賞賛しよう。
とりあえず無難なプチワークをご紹介しましたが、個人カウンセリングであれば個別論で必要な情報をガッツリご提案できますー!
「これから出会う人や今のパートナーとの関係を良くしたい!」
と考えている方のうち、そういった深い話にも興味や価値を感じる方とは、ぜひお話したい(*^^*)
私自身が色々課金して得てきた情報や、実際にやってみてうまくいったことから、お一人お一人に必要な部分を切り出してお伝えしていきますね~!
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すずきゆうこ
カウンセラー/産業保健師/講師
離婚問題を期に、看護師から一般企でメンタルヘルス関連の業務も担う産業保健師に転職。2020年からはカウンセラーとしても活動開始。
自身の離婚や再婚の体験・メンタルヘルスの視点・心理学をベースに、恋愛や結婚を中心とした問題解決のサポートを行っている。
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