パートナーの弱さ・頼りなさにモヤモヤした時、相互依存の関係に向けて「幸せになる」と腹を括るタイミングかも
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せっかく好きになった人でも、頼りない一面や病んでいる姿を見ると、
頭ではそう思いたくなくても相手に対してガッカリする時がある。
好きだからこそ嫌いになりたくないし、彼に頑張って欲しくてあの手この手を試みるけど、
彼からは鬱陶しがられたり怒られたり拒否されたりして、状況は変わらないことも。
そんな時に、私たちはこう思う。
「これってお互いの性格の問題?」
「もしかして二人の相性が悪いの?」
「あれ…?また選ぶ人を間違えた…?」
「え?もっと合う人を探した方がいいの…?(迷走)」
いやいや!
そうとも限らない!
この状況、実は、
2人の関係が深まる通過点としては、良い道を辿っている
という解釈もできるんです。
ここでは、なぜこのモヤモヤした状況が良い道なのか?の答えとなる、
「相互依存までの道のり」についてお話していきたいと思います(*^^*)
「おいこらてめえしっかりしろよ」がかつての私の心の口癖(怖)これでも一応カウンセラーの「すずきゆうこ」がお送りしております。
(この話は、近々開催する講座から一部切り出したものになります。
実は、これからパートナーを探し中の方にも、これから探す予定がある方にも是非受けて欲しい内容。
ぜひ来てください~!)
※追記:こちらの講座は終了しました。最新情報は公式ライン、もしくはメルマガにて!
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では本題に戻りまっす。
相互依存の手前のデッドゾーンでウロウロしてしまう問題
彼との関係にモヤモヤした気持ちが続いた場合、
2人の関係は、私たちが望む相互依存ではなく、終わりに向かっている可能性が高い(デッドゾーンに突入している)と解釈できます。
なので、この状態って重要な分岐点なんですね。
幸せになるためには色んな選択肢がありますが、
もしも彼との関係を続けたい場合、
「このモヤモヤ状態を乗り越え彼と幸せになる!」
と決断し行動しすると、
さらに深く、より心地よく、支え合いによる安心と愛を感じる関係を築くことも、実現できる射程圏内に入ってきます。
(このなんとなく良い感じの状態が、「相互依存(win-win)の関係」と呼ばれるものと、私は理解してまする)
しかし、なかなかすぐには腹を括れないことも多い。無理もない。
様々な経験や失恋の痛みを重ねていくうちに、「この人とは無理かも…」的な諦めが早く出現する傾向が出てきます。
彼との関係に限らず、しんどい思いをしたり頑張ったのに報われなかった分だけ、
彼との関係についても深める労力を割くのが無駄なように感じてしまう。
たとえ彼のことが好きだとしても、「あれ~?こりゃまた失敗するやつか?しんどい思いをするのは嫌だなぁ」と思っちゃいます。
そりゃそうよね。私もそうだった。
しかしそうすると、
「関係が長続きしない問題」=「デッドゾーンからの別れを繰り返すパターン」を知らず知らずのうちに作っている
なんて場合もあるかもしれません。
だからこそ、彼と一緒にいたいなら、結果がどうなるか分からなくても、
「この人と2人で幸せになる!彼と2人でデッドゾーンを越えるで!」
と決めて、
勇気を出し、自分から新しいアクションを起こすタイミングが、人生のどこかで出てくるのではないかなと思っています。
恋愛は欲求から始まる、ゆえに、不満、不安、怖れが出てきてもしょうがない
では、どんな風に乗り越えていくのか?
恋愛の始まりから彼を残念に思うまでの流れを言語化してみると、自ずと抜け道が見えてきます。
まず、恋愛は
「自分の欲求を満たすこと」
を目的に出発します。
欲求は、例えば、以下のような理想のパートナーやパートナーシップに求める要素という形で表れていることもあるし、
- 結婚したい、結婚を考えられる人じゃないとダメ
- 浮気しなそうな人がいい
- 年収が高い/お金にしっかりしてて安心感持てる人がいい
- やっぱりイケメンに愛されたい!
- 女であることを捨てたくないから、セックスも大事にできる人がいい
- 寂しくないように、マメに関わってくれる人が良いなぁ
- 話し合いがちゃんとできる人がベストだろう、、、など
出会った時に感覚的に感じる場合もあったり、
- なんだかこの人といると安心できる
- 話が弾む、楽しい
- 素を出しても引かれず嬉しかった
- 自分と近い境遇があるから、この人とは分かり合えそう
- 仕事熱心な人だから、いい刺激をもらえそう
- なんとなく、この人の支えになりたい/そばで見守りたいと思った、、、など
「これがしたい=満たしたい/得たい」と感じる心の動きが欲求になりますね。
このような感じで、
「心を満たせそうな相手を好きになる」
というのが恋愛のスタートになることが多いのです。
(なので、「好きな人が出来ない問題」や「いい人が見つからない問題」に対しては、自分の欲求や好きの感覚を呼び起こすのも解決策の一つだったり)
よって、彼の弱さや頼りなさを垣間見た時のモヤモヤは、
「彼に満たしてもらえないことが判明したことによる不満」
と表現することもでき、ネガティブな依存心の表れという解釈ができます。
そこに自信の無さがぬっと顔を出してくると、「不満はあれど、別れて寂しくなる方が耐えられない」とか「次にいい人に出会えるか不安だから何とかせねばならぬ」といった気持ちが出てきますし、
だからこそ、「彼を理想のパートナーに叩き上げる」ということも、私たちはやりたくなっちゃうんですよね。
欲求を上手に扱えば、想像以上に豊かな関係と未来が作れるぞ
とは言え!
「ネガティブな依存心」というキーワードを聞いて、「だから私はダメなんだ」と気に病まなくて問題ナシ!
みんなが通る道だから。
まずは、
「私は彼に頼りたかったんだなぁ」
「苦しい状況から救い出してもらいたかったんだなぁ」
「彼に支えてもらいたかったんだなぁ」
「それくらい彼のことが好きなのかぁ」
といった、自分の根っこの方の気持ちに気付きたい所です。
そこから、自分の欲求を相手がキャッチ可能な形で表現したり、相手のNOを受け入れることができれば、
重たくてネガティブで依存的な欲求が、軽やかで可愛いお願いごとになり、
コミュニケーション次第で彼もこちら側の欲求を上手に扱えるようになり、私たちのお願いごとが彼の喜びになることもあるでしょう。(しめしめ)
また、彼に全てを要求するのではなく自分の力でも頑張れる部分があることに気付いたら、
「自分には何もできない」という思い込みを手放して、自分の力で現実を変えるための行動を起こすことも可能性として出てきます。
そうなってくると、パートナーシップとライフワークを生きる喜び両方を味わう人生が始まるかもしれませんね。
そんな風に、ちょっとだけ考え方や行動に変化をつけると、彼と関係も少しづつ変わっていくのです。
ワクワクするね!
そんなわけで、
欲求は自分や身近な人の生きがいの原石なので、上手に大事に扱ってあげましょうぞ。
結果、相互依存の世界に入れたね~、みたいな感じになるといいよね(雑まとめ)
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すずきゆうこ
カウンセラー/産業保健師(元看護師)/講師
離婚とその後の恋愛の大失敗をバネに婚活し、アプリで出会った心優しき人と再婚。
なぜ自分から男が離れていくのか?なぜ喧嘩ばかりになるのか?どうしたら長続きする関係を築けるのか?などといった問題について、悔しさと共に研究してきた。ここでは、恋愛・結婚生活のコツ的なものを発信中。
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