こんにちは。すずきゆうこです。
本日は、読んだ本のご紹介をしたいと思います。
先日、根本裕幸師匠著『「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本』を読み終えました。
なんか…読もう読もうと思ってたけどものすごい勢いで後回しにしてたんですよね。正直、「手放す」ってテーマがなかなかヘビーだから気が進まなくて。(笑)
なんでだろうと考えてみた時に、私にとって「手放す」というのが「看取り」という感覚に近いからかな、と思いました。
看取りっていうと「死」をイメージすると思うのですが、決して看取りを軽く見ているのではなく、それくらい自分に寄り添う丁寧さやエネルギーが必要だということを感じたのです。
また、手放すことにより己の気持ちをお見送りしていくことは、必ず最後に「転生」、「再生」といったイメージが付いてくると勝手に思っております。
ほんとうに、その執着を手放してもいいですか?
ほんとうに、手放す覚悟ができていますか?
「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本
過去の私の場合は、ですが、手放した先の自分が何を選択するか分からないという怖さはあったなと思います。
元夫とまだ婚姻関係にあった時、手放したら「自分が離婚を選ぶかもしれない」と思って、それが嫌で手放しをやりたくなかったです。謎のロジックですよね。でも、それくらい「元夫とは絶対にやりなおす」ということに執着していました。
修復が悪いというのではなく、私の場合はそこに囚われて気持ちに自由がなかったのが一番辛かったと思っています。まるで、毎日綱渡りをしているような緊張感だったな。
いやぁ、その時にこの本が読みたかったな~(笑)
この本のイメージワークでは、手放した後必ず心がボッチにならないように、温かい気持ちになるようになってて。うん、やっぱりその時にこの本が欲しかったな~(笑)
とはいえ!今もぼちぼち手放したいものはあります。元彼とか、元彼とか、元彼とか。
本の中のイメージワークで一番ヒットしたのは、「私は自由になっていい」でした。自分を縛るのは自分自身とは本当に気付けないものだ。
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私はどうやら、目標に執着するようなんです。段取りとか、この人とこうしたい、とか、人生のこのくらいの時期でこれをやって…みたいな。
パートナーシップとなると、相手が人生設計に自動的に入ってきて、その人ありきで形を考えるんです。だから、こんなはずでは…となってしまい、手放せないんですよね。コントロールと癒着のレベルが高い。(笑)
うまく行かない時、そこから何とか修正しようと犠牲をしたり必死になりすぎたりPDCAサイクル回して消耗していくのですが、そんな自分を安らかに看取って、そして新しく生まれ変わってみるといいんだろうなと思っています。
選択肢が増えるのは怖いことですが、新しくなった自分は温かい気持ちで選べるのです。だから、勇気を出して一歩一歩踏み出していけたらいいなと思います。道はいくらでも作れるから。
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以前は、手放すことは負けを認めることだと思っていましたが、実はそうではなく、それまでの自分や出会った人や出来事を全部愛をもってして肯定するものだということが分かりました。
これは、イメージワークをやった時のレポですね。
頑張り切れなかったことも、心が離れていってしまったことも、気付くのが遅かったと後悔したことも、誰も悪くない。それだけ私は愛されてたんだ、私には愛がないと思っていたけど、本当は愛があったんだ。
そう気付けただけで、心が幾分か救われました。
そんな訳で、この本を読んで、思い出しただけで泣きました。最近すぐ泣くけど、丸くなったんだなきっと!
ということで、また折を見て元彼を手放そう。現実に何が起こるか分からんのがまだ怖いですね。まあ、そのタイミングが来たらやりたくなるでしょう。(逃げ)
それでは今日はこの辺で。ありがとうございました!
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